『魔法少女地獄』で第1回講談社ラノベチャレンジカップ大賞を受賞した作家・安藤白悧(あんどう はくり)が、BLAST ARTSに正式に所属しました。安藤の加入を機に、ミステリー専門シナリオチーム「Studio Unravel」を軸としたミステリー・謎解きの制作体制を強化します。
『魔法少女地獄』で大賞を受賞したときのこと
安藤は『魔法少女地獄』で第1回講談社ラノベチャレンジカップ大賞を受賞しました。同作は2012年に講談社ラノベ文庫から刊行されています。本人は受賞当時の心境をこう振り返ります。
設定の斬新さはなかなかのものだという自負はありましたが、異質な作品だとも認識しておりましたので、大賞とは予想外でした。
2021年に同文庫から刊行した『悔い改めよ!ハーレム学園』は、本人がとくに思い入れのある作品として挙げる一冊です。執筆が物語の構成力を鍛える機会になったと話しています。
同じ出来事を、違う視点から描く
小学生の頃に赤川次郎の作品を読んだことが、小説家を志すきっかけだったといいます。その頃から本格ミステリーを読み続け、ペンネームの由来にはアントニー・バークリー、敬愛する作家には殊能将之を挙げています。
当初は、ペンネームの呪いという訳ではありませんが『毒入りチョコレート事件』的、あるいは山田風太郎『忍法帖シリーズ』的な、いかに多くのアイディアを一作の中にぶち込むか、というテーマを追求していましたが、現在はジーン・ウルフのような、文章というツールにより人間の認知の限界につけこむことに興味があります。
今後は、同じ出来事を目にした人たちが、それぞれ何に気づき、どう受け止めたのかを、複数の視点から描く作品に挑みたいと話しています。
今、挑戦したいことは、殊能先生が構想だけで執筆を断念された作品『地図の隠されたトランプ』の基幹アイディア「ひとつの出来事に対し、観察者ごとに異なる認識を各視点で描写する」
を満たす作品を私流で書くことです。
安藤白悧コメント(本人インタビューより)
小学生の頃からの本格ミステリー読者でしたので、そちら方面に明るいことを活かせる文筆業の求人はないかと調べていたところ、BLAST ARTS 様がミステリー関連のシナリオライターを募集してらしたので応募しました。
ミステリーや謎解きの企画をご相談いただけます
Studio Unravelでは、ゲームやマーダーミステリーのシナリオ制作に加え、トリックの考案や一場面の謎解きにも対応します。ARG(代替現実ゲーム)や体験型コンテンツの物語設計・謎解き要素についても、企画内容に応じてご相談いただけます。
企画の構想段階でも、想定している媒体や遊び方、依頼したい工程を、決まっている範囲でお聞かせください。

